僕には生まれつき父親がいませんでした。父はギャンブル依存してしまい、財産を失い、このままでは僕を育てるどころか、生きていくこともままらない状態だったそうです。
そう母から聞きました。
養育費を父親は全くくれなかったので僕の母親は朝も夜も寝ずに働いてました。僕が、大人になるためには必要なようなものでした。
生活はぎりぎりで学校の給食費を払うので精一杯。まわりの人と比べ生活の質の低さを感じることは頻繁にありました。
だから、僕は父親をとても憎みました。恨みました。
そして全てを父親のせいにして現実から逃げていたのです。
いつからか、、、
・人を傷つける人にはなりたくない
・人に恨まれる人になりたくない
・笑顔を奪う人になりたくない
そう思うようになり、さまざまなスキルを身につけました。
人生の転機は僕が自分でお金を稼げるようになり好きなものを自力で買えるようになったときに起きました。
車・スマホ・カメラ・家電・旅行チケット僕は自分の人生を良くするために次々に買い物を行いました。
生活の質はだんだんと向上していき、気持ちも満たされ、幸せな気持ちでいっぱいになっていきました。
そして、、、気づいたのです。
お金を使うときには必ず悩みを抱えていて、何かを解決していようとしているのです。
世の中に良い商品・サービスがたくさん広がって、たくさんの人が笑顔になったら僕も嬉しいなと思いました。
そんな素晴らしい世界を生きたいなと思いました。
だから、商品やサービスを販売していくお手伝いができれば、僕は父親とは正反対の
・人の役に立てる人
・人に感謝される人
・人に笑顔を届けられる人
になれると確信し、必死にスキルを磨きました。
気づいたら、僕の周りにはお客さまがいて、
正直お金には困ることはなくなりました。
自身の成長も感じていて。少し誇らしい気持ちもありました。
そんなあるとき神様が導いてくれたかのように
さらに僕に気づきがあったのです。
今、自分に自信がついてきたのも、成長できたのも
お客さまがいてくれているのも、人の役に立てているのも
たくさんの人に感謝されているのも、価値を生み出せているのも父親がいてくれたからではないか?と。
僕の「世の中にいい商品・サービスを広げ、たくさんの人笑顔にする」という行動の源は父親のようになりたくないでした。
だからこそ僕は成長できた。
そして、今は感謝という気持ちでいます。
これからも僕は多くの人の役に立ち、感謝される存在になっていきます。